婚活もはかどる、驚きのハイテクバー

2010年06月17日

 婚活もはかどる、驚きのハイテクバー

 これまで見たことがない、次世代バーが登場した。こちらは、シカゴにあるハイテクバー「Touch iBar(タッチ・アイバー)」だ。ラスベガスの過激なナイトクラブにテクノロジーが融合したバーで、ハリウッドセレブの情報誌スターマガジンなど、多くのメディアで取り上げられ話題になっている。しかも、顧客の60〜70%が20〜40代の女性たちで占めているという。  

 「未来型のテーブルがあって、今、最もユニークなバーよ。新しいことや何かエキサイティングなことを探しているなら、絶対ここね」とマリーさん。「友達のバースデーパーティを開催したの。到着した時、TouchLife tables(タッチライフテーブル)に友達の顔写真をあらかじめ設定してくれていて、これには彼女も大喜び!」と、アドリアナさん。「バーの真ん中に巨大なスクリーンがあって、まるで宇宙船の中で遊んでいるような体験ができるの」と、ライアンさん。  
 それでは、ここでハイテクバーを体験しよう。  まず、席についたらタッチライフテーブルからオーダーだ。約6万6000種類ものカクテルレシピをデータベースに登録。そこからも注文は可能だが、Mix your own(ミックス・ユア・オーン)というセクションを選ぶと、「ジンにクランベリージュースを入れて甘めに」など、自分だけのオリジナルカクテルをリクエストできる。しかも、そのカクテルをLiquor Cabinets(リカーキャビネット)に名前をつけて登録しておけば、次に来店したときに、前回オーダーした内容が確認できる。  

 カクテルを頼んだ後は、友だちと一緒にタッチライフテーブルで写真を見たり、3Dゲームを楽しんだり。もちろん、インターネットに接続されているので、ソーシャルネットワークなどウェブサイトもチェックできる。  

 また、テーブル間で見知らぬ人にインスタントメッセージを送り、チャットも可能だ。「テーブルに番号がついているから、どのテーブルからメッセージが送られてきたか一目瞭然。これで、気になる人がいても、気軽に"声"がかけられるわ」と、エイプリルさん。どうやら、テクノロジーは新しいハイテクデート文化を生み出しているようだ。 テーブル席に退屈したら、極めつけのガラス製巨大スクリーンiWall(アイウォール)で遊んでみよう。こちらはバーの中央に設置され、文字などの光が空中に浮かんだように見えることから、映画「マイノリティ・レポート」や「アイアンマン」のような世界が体験できる。ここからも、テーブル席同様、注文やチャットなどが可能だ。  

 「タッチライフテーブルで、サービスレベルやエンタメ要素を向上しました。これが収益につながると確信しています」と、共同オーナーのボーガン・パラレイさん。カバーチャージはなく、ドリンクは1杯7〜10ドル。1人当りの支払い平均額は約90ドル。近々、ケータイからドリンクのオーダーができるシステムも導入するという。将来的に、ラスベガスやニューヨーク、ロサンゼルスやマイアミにも店を展開する予定だ。

 取材・文/大山真理(アメリカ・ロサンゼルス)  

 by 日経ウーマンオンライン

区切り

 テーブルがタッチパネルになっていてチャットで婚活できるバー。シカゴから全米に広がる予定ということですが、日本上陸もそう遠くないかもしれませんね。

 (開運編集部 F)    タイトル 婚活

 

開運  人気ブログランキングへ