お正月は祝い箸で開運!

 2010年12月30日

 お正月は祝い箸で開運

 日本のお正月に欠かせないものといえば、おせち料理とお雑煮。特におせち料理には、たとえば数の子は子孫繁栄、きんとんは財運UPなど、ひとつひとつの食材に福招きの意味が込められているというのは有名ですね。

 でも、それらの食材もいつも使っている普通のお箸で食べてしまっては、招福効果が半減してしまうのをご存知でしたか?  

 おせちやお雑煮をいただくときには、慶事用の祝い箸を使います。 お正月が近づくとスーパーやコンビニで「結婚式で使うの?」と思うような、豪華な割り箸がたくさん売られていますよね。

 使ったことがある方ならご存知かと思いますが、祝い箸はお弁当などについてくる割り箸のように角ばってはおらず、丸みを帯びた細長い形をしていて、両端に行くほど細くなっています。

 これは「両口箸」と呼ばれるもので、一方は神様用、もう一方を人が使う"神人共食"を意味しているのだそうです。

 オーソドックスな祝い箸は、末広がりの八寸(約24cm)で縁起が良いとされ、「両口箸」以外にも、「柳箸」「俵箸」とも呼ばれることも。

 それはたとえば、「柳箸」と呼ばれるのは、お祝いの席で折れたりするのを忌み嫌うため、丈夫で折れにくい柳の木が使われているから。

 また、「俵箸」と呼ばれるのは、五穀豊穣を願い米俵を模して中ほどが太めにできているため。

 「はらみ箸」と呼んで子孫繁栄を表したり、「太箸(たいばし)」と呼ばれることもあるそうです。

 日本人はおせち料理に限らず、それを食べるお箸にまでこのような意味をこめていたのですね。神様と仲良く幸せに暮らしたいという昔の人々の思いが伝わってくるようです。

 さて最後に祝い箸の正しい使い方について書いておきますね。

 お正月の祝い箸は、大晦日に家のあるじが家族の名前をそれぞれの箸袋に記入して、箸を入れて神棚に供えておきます。そしてその箸を元旦に使ったら、自分で清めて(洗って)、松の内(〜7日)は同じ箸を使うのが習わしなんだそう。 また、祝い箸は両方とも使えるようになっていますが、一方は神様用なので、ひっくり返して取り箸にしたりするのはタブーなんだそう(これはけっこう普通にやってしまいそうなので、注意が必要ですね)。

 そういえばマイスピの記事に載っていて面白いなーと思ったのですが、『祝いハブラシ』なるものもあるみたいですね。祝い箸とセットで使ったらより開運効果が高いかもしれません。

【関連リンク】 ・all about おせちのいろは (涼月くじら)


 エキサイト: ニュース


区切り

 お正月は開運にとって大切な物事がたくさんありますね。お正月を旅先や海外で過ごす方もたくさんいますが、お家で静かに過ごすお正月も大切にしたいですね。


 (開運編集部 F)    タイトル 開運

開運   人気ブログランキングへ