死後も明るく、シンガポールで「幸福のひつぎ」コンテスト
2010年10月08日
シンガポールの慈善団体リーエン・ファンデーション(Lien Foundation)は9月28日、「幸福のひつぎ」コンテストの入賞作品を発表した。
お年寄りや死に直面した人々に人生を祝福してもらい、死をめぐるさまざまなタブーについて常識にとらわれない考え方を持ってもらおうと考案されたコンテストで、37か国から計733のひつぎが出品された。チョコレートバーをかたどったひつぎや「最後の晩餐」が描かれたひつぎなどもあった。
優勝したのはベルギー人女性(27)が出品した自分用のひつぎで、賞金3000ドル(約25万円)が贈られた。ひつぎには黒い半人半獣が描かれている。「死後に自分の面倒を見てくれる友達」だという。また、「ひつぎさん、こんにちわ。あなたはすてきね。いつの日かまたお会いしましょう。ほかのかたがたには、さようなら」のメッセージも書かれている。(c)AFP
by AFPBB News
「幸福のひつぎ」コンテストとは面白い企画ですね。死ぬことが怖い、悲しい、苦しいなどネガティブな考えを逆転する発想です。死=人生の祝福という考え方を受け入れることができるかどうかでしょうか。