UFO関連ニュースの急増とその背景

2010年12月06日

 UFO関連ニュースの急増とその背景

 中国で未確認飛行物体(UFO)が出現し、空港が臨時閉鎖されていたことが最近になって分かった(11月6日付NEWSIS既報)。  

 UFOが現れ、航空機の着陸が中断されたといわれるのは、中国・浙江省杭州にある蕭山国際空港だ。この空港では今年7月初めにも、きらりと光る物体が目撃された。空港側は、この物体と旅客機の衝突を懸念し、今年に入り3度も空港を閉鎖したという。中国だけでなく、このところ世界的に多数のUFO目撃説が出ている。代表的なのがブラジルだ。ブラジルは今年8月、「UFOを目撃したら国立航空防衛司令部に通報しなければならない」という法律を作った。  

 イギリスでは、同じ形をしたUFOが1カ月間に3回も出現した。10月15日には、米国テキサス州に3−4基のUFOが現れたという報道もあった。  

 今年になって異例の頻度で伝えられるUFOニュースに、「UFOマニア」は熱狂している。ところで、UFO関連の科学者らはどういう意見を持っているのか。  

 科学者らはまず、「UFOと地球外生命体とは違う」ということを強調した。UFOとは、「Unidentified Flying Object(未確認飛行物体)」の略語で、字義通り、正体が確認されていない飛行物体のこと。UFOがいるからといって、必ずしも地球外生命体が中に乗っているわけではないという。京畿大宇宙科学科のキム・サンジュン教授は、「UFOは外部から遠隔操縦することも十分できるため、これをもって"UFO出現は地球外生命体が地球に現れたことを意味する"と解釈してはならない」と語った。  

 UFOのニュースが数多く伝えられる理由については、幾つかの主張がある。特に、中国発のUFOニュースについては、「中国で開発されている兵器と関係している可能性がある」という。明知大のイ・ウンサン教授は、「秘密裏に開発している兵器が目に触れた可能性がある程度存在し、情報戦争が極めて激しいことから、一般にはほとんど知られない」と語った。実際、今年7月に杭州UFOと推定される物体が出現した時、軍事専門家でもあるマサチューセッツ工科大のジェフリー・フォーデン教授は、「甘粛省酒泉付近からゴビ砂漠東部に向けて発射された中国の弾道ミサイル"東風21"(DF21)の可能性があるほか、中国政府が新たなミサイルや飛行機をテストしている可能性もある」と語っている。  

 朝鮮日報

区切り

 中国でのUFO目撃は秘密兵器の可能性が大ということでしょうか。軍事目的の飛行物体だとするとUFOマニアの反応もちょっと冷めたものになるんでしょうかね。

 (開運編集部 F)    タイトル UFO(未確認飛行物体)

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