来年より事前申込制「新春の禊 青島神社 裸まいり」=宮崎
2010年12月10日
来年より事前申込制「新春の禊 青島神社 裸まいり」=宮崎
このところのスピリチュアルやパワースポットブームで女性参加者が増えてきた宮崎市青島神社の「新春の禊 裸まいり」が、来年より事前申込で参加者を募ることとなった。
青島神社の裸まいりは、その昔、彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)が、にわかに海神宮からご還幸された際、村の人々が衣類をまとう暇もなく裸の姿で取り急ぎお出迎えしたという古事に由来している。今は冬祭の一部として、毎年旧暦12月17日の夜に行なわれ、当夜参拝すれば「お百度まいりの十回分」、つまり千日易うると伝えられている。年の初めに、寒風をつき海水の中で身を清めるこのみそぎは、極めて珍しく貴重なものであり、将来的にも継承させていくことから、冬祭は従来通り旧暦にて斎行し、この裸まいりだけを成人の日の祝日にあわせて実施している。
今年の裸まいりは、このところのスピリチュアルやパワースポットブームで女性参加者が増え、過去最高の452人が参加した。当初主催者側は、参加者が増えるだろうと予想し、400人を超えた時点で受付の終了を考えていたが、「神事に締め切りをつけるとは何事だ」という声を受け、今年は受付を行った。
受付を制限する理由は、参加者の安全を確保するためである。青島神社に向かうまでに県道を通る。また、下は幼稚園生から上は高齢者までが参加するため、移動中の安全を確保しなければならない。参加者の声の通り、神事に締め切りをつけることは避けなければならないが、参加者の安全確保も大切な問題である。
そこで青島神社では、来年の裸まいりから参加者を先着400人とすると発表し、参加者等に通知した。 原則として、事前にFAXで参加予約することになる。FAXがない場合は、メールでも受け付ける。裸まいり当日も受付を行う予定にしているが、事前申込で400人に達した場合は受付は行われない。
事前申込の締め切りは、12月25日。裸まいりの詳細および申込用紙は、青島神社のHPをご覧いただきたい。 青島恒例の行事の一つで、今年からは「湯立神事」が新たに加わった。九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を来年3月に控え、観光の再浮上を図ろうとしているところである。ぜひ、「新春の禊 青島神社 裸まいり」にもご参加を。
PJニュース.net
あまりの人気ぶりについに参加者は先着受け付け順という「裸まつり」はうれしい悲鳴ですね。女性参加者が増えているというのもブームの影響とのことですが安全確保も大事ですから先着受け付けも仕方がない方法なんでしょうかね。
