黄金の花」の神秘 シャネルの美容液「サブリマージュ セラム コン

 2010年10月29日

 ヒマラヤ「黄金の花」の神秘 
 シャネルの美容液「サブリマージュ セラム コンセントレ」

世界の屋根・ヒマラヤ山脈が横たわるインド北西部の地、ラダック。険しい山々とチベット仏教の僧院、湖などが織りなす圧倒的景観に魅せられる人は多い。

 シャネルの有効成分開発ディレクター、グザヴィエ・オルマンセもそのひとり。しかし、彼が心を奪われたのはそれだけではない。民俗植物学を究める彼は、標高2000〜3000メートルの地に咲く伝説の花、ゴールデン・チャンパに出会った。  

 チベット文化圏にあるラダックには、2500年の歴史があるホリスティック医学が息づき、チベット語で「アムチ」と呼ばれる伝統医が人々の健康を支えている。アムチらは日常的に150種、総じて2200種もの薬草を使うが、中でも万能薬とされるのがゴールデン・チャンパなのだという。  

 "黄金の花"が持つ不思議な力を、美容液の中に閉じこめたい−。オルマンセらは摘んだばかりの花を、その日のうちに現地で一次抽出し、本国フランスに送った。そしてシャネルの研究所でさらに純化させ、ついに、希少植物の力を高純度・高濃度で封じ込めた独自成分「ゴールデン チャンパ PFA」の開発に成功した。


 この独自成分には、日々肌に蓄積されてゆく毒素の排出を促すとともに、細胞の活動を活発化、代謝をスピードアップさせる効果があるという。つまり優れたデトックス作用、そして肌を若々しく導く力を秘めているのだ。  

 そしてあす10月29日、「ゴールデン チャンパ PFA」を配合したシャネル最高峰の美容液「サブリマージュ セラム コンセントレ」が発売される。

 2006年に誕生した人気エイジングケアライン「サブリマージュ」に、満を持して加わる形だ。  

 ところで、1キロの「ゴールデン チャンパ PFA」を得るために必要な花は960キロ。シャネルは貴重な原材料を単に得るだけでなく、栽培や環境保護などにより循環型の供給を進めている。  

 ここラダックでも植物の多様性が失われつつあり、アムチの高齢化で「知の伝承」も危ぶまれている。そこでシャネルは現地のNGO(非政府組織)、ラダック伝統医学協会(LSTM)と組んで若いアムチを養成するなど、地域の天然資源と伝承知識の保護に力を入れている。これも「黄金の花」が導いた、不思議な縁だろう。(黒沢綾子/SANKEI EXPRESS)

 by MSN産経ニュース

区切り

 チベットのラダックといえは、「チベット死者の書」の舞台ともなった地ですね。そこに生息する花に目をつけて製品化するというシャネルの意気込みもすごいですね。デトックス作用やアンチエイジングとなると世界中の女性が注目するでしょうね。

 (開運編集部 F)    タイトル 神秘

 

開運   人気ブログランキングへ